2026-07-19
タンパク質は1日どれくらい必要?体重別の目安とプロテインの活用法
「タンパク質が大事なのは分かってるけど、結局何をどれだけ食べればいいの?」
ダイエットの相談を受けると、ほぼ全員がタンパク質不足です。僕自身、92kgから減量を始めた頃は1日50gも摂れていませんでした。タンパク質を意識しはじめてから、体の変わり方が明らかに違ってきた実感があります。
この記事では、自分に必要なタンパク質量の出し方と、それを現実的に達成する方法を解説します。
なぜダイエット中こそタンパク質なのか
カロリーを減らすと、体は脂肪だけでなく筋肉も分解してエネルギーにしようとします。タンパク質が足りないと、この筋肉の分解が加速します。
筋肉を守る
筋肉が減ると基礎代謝が下がり、「食べてないのに痩せない体」になる。タンパク質は減量中の筋肉の材料。
腹持ちが良い
三大栄養素の中で最も満腹感が持続する。間食が減り、結果的に総カロリーが下がる。
食事誘発性熱産生(DIT)が高い
タンパク質は消化するだけで摂取カロリーの約30%を消費する(糖質は約6%、脂質は約4%)。食べるだけで代謝が上がる唯一の栄養素。
髪・肌・爪の材料
不足すると痩せても「やつれた」印象になりがち。キレイに痩せるにはタンパク質が必須。
1日どれくらい必要?【体重別早見表】
ダイエット中の目安は体重1kgあたり1.2〜1.6g。筋トレをしている人は1.6〜2.0gまで増やしてOKです。
| 体重 | 運動なし(×1.2) | 筋トレあり(×1.6) |
|---|---|---|
| 50kg | 60g | 80g |
| 60kg | 72g | 96g |
| 70kg | 84g | 112g |
| 80kg | 96g | 128g |
| 90kg | 108g | 144g |
⚠️ ここでいう「タンパク質○g」は肉の重さではありません。鶏むね肉100gに含まれるタンパク質は約23g。「タンパク質70g=鶏むね肉300g程度」というイメージです。
例えば体重70kgで運動なしなら1日84g。1食に均等に割ると1食あたり約28g。実はこれ、意識しないとまず届かない量です。朝食がトーストとコーヒーだけだと、タンパク質はほぼゼロですから。
タンパク質が摂れる食品ランキング
「高タンパク・低脂質」の優秀な食品を、コスパも含めて紹介します。
鶏むね肉(皮なし)
100gでP23g・F2g。減量食の王様。安くて量も食べられる。
卵
1個でP6g。ビタミン・ミネラルも豊富な完全栄養食。1日2〜3個が目安。
サバ缶・ツナ缶(水煮)
1缶でP15〜25g。調理不要でストック可能。魚の良質な脂も摂れる。
納豆・豆腐
納豆1パックでP8g、木綿豆腐半丁でP10g。植物性タンパク質で腸にも優しい。
ギリシャヨーグルト
1個でP10g前後。間食やデザート代わりに最適。
サラダチキン
1個でP20g前後。コンビニで買える手軽さが最大の武器。
ポイントは「調理せずに食べられるもの」を常備しておくこと。疲れて自炊できない日でも、卵・サバ缶・ギリシャヨーグルトがあればタンパク質は確保できます。
プロテインは必要?不要?
結論:食事で目標量を摂れるなら不要。摂れないなら便利な補助食品。それ以上でも以下でもありません。
プロテインが向いている人
- ・朝食を食べる習慣がない
- ・昼が麺類・丼もの中心になりがち
- ・筋トレしていて必要量が多い
- ・間食でお菓子を食べてしまう
勘違いに注意
- ・飲むだけで痩せる魔法の粉ではない
- ・飲むだけで筋肉がつくわけでもない
- ・カロリーはある(1杯約100kcal)
- ・食事の代わりにするのは非推奨
選ぶなら定番のホエイプロテインでOK。牛乳でお腹を壊しやすい人はWPI製法か、大豆由来のソイプロテインを。1杯で約20gのタンパク質が100kcal前後で摂れるので、「あと20g足りない」を埋める道具としては非常に優秀です。
無理なくタンパク質を増やすコツ
1. 朝食に必ずタンパク質を入れる
一番不足しやすいのが朝。卵かけごはん、納豆ごはん、ヨーグルト+プロテインなど、朝に20g摂れると1日がとてもラクになります。
2. 「メインのおかず=タンパク質源」で考える
献立を考えるとき、まず「今日のタンパク質は何か(肉・魚・卵・大豆)」から決める。主食から決めると麺類・丼ものに流れてタンパク質が不足しがちです。
3. 一気に増やさない
今まで50gだった人がいきなり120gを目指すと、胃腸がびっくりしてお腹を壊すことも。1日+20gずつ段階的に増やしていくのがおすすめです。
まとめ
- 1.目安は体重×1.2〜1.6g(筋トレするなら〜2.0g)
- 2.3食に分けて摂る(特に朝食が重要)
- 3.鶏むね・卵・サバ缶・大豆製品を常備する
- 4.プロテインは「足りない分を埋める道具」として使う
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